アンダルシア地方はスペインの南部に位置します。幅広い国から強い文化の影響を受けていることにより、様々な料理を味わえるのが魅力的です。イスラム色の強い料理やモロッコに影響を受けたエスニックテイスト、イタリアやギリシャのような地中海料理など多様。ガズパチョ発祥の地であるだけでなく、気候に合わせてオリーブオイルにそれぞれ特徴があるのも驚きです。ぜひ旅の道中で文化色豊かなアンダルシア地方の料理を食べつくしましょう!
アンダルシア地方でおすすめ料理
アンダルシア地方は、イスラム教とキリスト教が融合した建築が多くあります。歴史的建造物があるということは、食文化も深いということになります。
コルドバで食べるサルモレッホ
コルドバはイスラム文化が色強く残っています。モスクとして成り立っていたキリスト教会、メスキータやイスラム時代の要塞、カラオラの塔などが有名です。コルドバはイスラム文化に影響を受けた郷土料理が多く、そのなかでもトマトとパン、オリーブオイルの夏クリームスープ、サルモレッホは食べておきたい料理です。ガスパッチョよりも濃厚でもったりとした食感に、刻んだゆで卵と生ハムがアクセントになっています。
セビーリャの「サンタ・クルス地区」にあるバルで食べる
セビーリャは多くの世界遺産がある地域です。スペイン最大の規模を誇るカテドラルや14世紀後半に建築された宮殿アルカサルなどを見にくる観光客が多くいます。観光し終わったあとに、ぜひ訪れてほしいのが「サンタ・クルス」地方です。細い路地に並ぶバルやタパスで料理をつまむと本場スペインに溶けこんだ気分になれるでしょう。
グラナダで安く郷土料理を食べる
アンダルシアといったらアルハンブラ宮殿です。宮殿は、イスラム建築の最高傑作と言われており、チケットはほぼ毎日完売するほど人気があります。グラナダは学生街ということで、バルが安く美味しく食べられます。ガスパチョ(トマトベースの冷たいスープ)やレモホン(オリーブオイルを垂らした、タラとオレンジのサラダ)をぜひ食べてみましょう。
魚のフライ
マラガやカディスの沿岸部では、オリーブオイルで揚げた魚を食べるのが一般的です。
地域によっては、串で刺して直火で焼く、いわゆる「エスペート」が一般的とされています。
アンダルシア地方で観光しながら美味しい料理を食べよう!
イスラム色が力強く残るアンダルシア地方では、他スペインでは見れない建造物だけでなく、料理も幅広く楽しめます。今ここでしか食べられないエスニック・ガストロノミーを味わい尽くしましょう!
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