唐揚げはオリーブオイルで! 正しい揚げ方を学ぼう
唐揚げは、食材を美味しくいただく方法の1つ。手順がシンプルなため、美食の世界において最も普及している調理法です。食材を揚げるのは簡単かもしれませんが、味や性質を維持するにはいくつかのポイントを押さえておく必要があります。唐揚げだけでなく、野菜や魚の素揚げ、とんかつ・天ぷらにも使える揚げ方のコツ9つをご紹介しましょう。
【唐揚げの揚げ方のコツ1】正しく解凍する
唐揚げを作るときに限らず、とんかつや天ぷら、素揚げには、冷凍肉を使用するならキチンと解凍することが大切です。揚げても内部が冷たいままになってしまう可能性があるからです。少なくとも24時間は冷蔵庫に入れておくのが、食品の正しい解凍方法です。保冷されたままゆっくりと解凍していき、栄養価や風味は維持されます。
【唐揚げの揚げ方のコツ2】 揚げる前に十分に水分を切る
余計な水分が少ないほど質の高い揚げ物になります。油のはねや火傷を避けるほか、オリーブオイルを再利用できる可能性も高くなります。素揚げの場合だけでなく、パン粉や衣をつける前にも、キッチンペーパーを使ってできるだけ余分な水分のない状態にしておきましょう。
【唐揚げの揚げ方のコツ3】 スペイン産オリーブオイルで揚げる
揚げる油の質は重要です。揚げ物は、スペイン産オリーブオイルを使ったものが一番健康に良いのです。オリーブオイルはとても栄養価が高いオイル。オレイン酸を主成分とし、血中コレステロール値を改善してくれます。
オリーブオイルには栄養が含まれており、多くの効果をもたらします。その1つが、コレステロール値を改善するオレイン酸です。スペイン産オリーブオイルはヘルシーなのに加えて、揚げ物に使ったオイルを5回まで再利用できます。
【唐揚げの揚げ方のコツ4】 適量な油
フライヤーを使うなら、フライヤーの内側にある計量メモリ通りに油を注ぎましょう。フライパンや鍋で適切に揚げるには、食材を十分に覆う量のスペイン産オリーブオイルを使いましょう。両面が均等に揚がるよう、食材をトングでひっくり返すスペースも必要です。
【唐揚げの揚げ方のコツ5】揚げたときの油切り
フライパンやフライヤーから取り出したら、吸収性のよいキッチンペーパーの上に置いて余分な油を落とします。
【唐揚げの揚げ方のコツ6】適切な温度で揚げる
すべての食材が同じ温度で揚がるわけではありません。揚げ物をするには必ず十分に熱したオリーブオイルで揚げる必要があります。しかし、揚げ物が大きいほど調理に時間がかかるので、その分低い温度で揚げるというルールを念頭に置いておきましょう。そうすれば、完璧な揚げ物ができますよ。外はカリカリ、中はとってもジューシーで柔らかく仕上がります。
【唐揚げの揚げ方のコツ7】小分けにして揚げる
一度にまとめて揚げるよりも、少量ずに分けて揚げるのがいいでしょう。そうしないとオリーブオイルを冷やしてしまい、上手に揚がりません。
【唐揚げの揚げ方のコツ8】味の混合に注意
スペイン産オリーブオイルは、フライパンや鍋で揚げたあとの油を何度も再利用できるのはすでにご存じの通り。しかし、味を混ぜてはいけません。魚を揚げた油は、鶏肉の揚げ物に再利用しないでください。その逆も同様です。使用済みのオリーブオイルはそれぞれ別の容器に保管し、必要なときに食材に合った保管オイルを使用します。
【唐揚げの揚げ方のコツ9】異なるオイルで揚げない
揚げ物にはオリーブオイルを使用することをお勧めしますが、オイルの種類によって特性や煙点が違うので、サラダ油など他のオイルと混ぜて揚げることは絶対に避けましょう。スペイン産オリーブオイルのメリットをすべて得るためには、このオイルだけで揚げる必要があります。
今回は、唐揚げだけに限らず、天ぷらや素揚げ、フライドポテト、コロッケなども含めた、あらゆる食材を上手に揚げるためのヒントをご紹介しました。
これらのコツを活かして、スペイン産オリーブオイルで揚げた揚げ物をどうぞお楽しみください!
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