日本の一般家庭のキッチンでも少しずつ浸透してきているオリーブオイル。健康、ヘルシーと謳われるだけに、気になって使い始めている方も多くいらっしゃると思います。
ですが、使われているオリーブオイル、本当に良いものですか?
どきっとされた方、一瞬不安になられた方、以下、良いオリーブオイルの見分け方を参考にしてみてください。
先ず、オリーブオイルの大敵は何かご存知ですか?ワインと同じで、光、空気そして高温です。もしオリーブオイルがお店のショーウィンドウや日光に当たる場所にあった場合には買わないようにしましょう。オイルの入れてあるボトルが透明のものは、同じ理由から避けましょう。また、購入後は湿度の低い冷暗所で保存しましょう。
オリーブオイルを購入する際、間違いなく高品質のものを買おうと思ったら、エクストラバージンオリーブオイルを選択しましょう。オリーブオイルの中でも、エクストラバージンオリーブオイルが一番高品質のものになります。エクストラバージンオリーブオイルでないオリーブオイルは、原材料がオリーブの果汁100%ではなく、その素晴らしい香りと味がありません。
また、もう一歩踏み込んで一つ注目していただきたいのが、オリーブオイルの抽出方法です。バージンオリーブオイルが低温で抽出されたとボトルに表記のあるものは、この果実の香りと味が完璧な状態で私たちの元に届くことを保証してくれます。
エクストラバージンオリーブオイルは、ボトルのラベルを見れば一目で分かるようになっていますので、一度チェックしてみてください。そこに書いてある情報から、製品の生産地が確認できます。スペインはこの製品において品質、生産、そして商品化のリーダーなので、正しくオリーブオイルを選択、購入することを保証するベストな保険と言えるでしょう。
賞味期限を探してみてください。自然商品なのでより生産日に近いオリーブオイルの方がベターですが、オリーブがどのように扱われたかによって、ボトルに詰められてから約2年はその良さを維持します。
また、開栓後から数ヶ月で使える大きさのボトルを買いましょう。ボトルに表記してある賞味期限がだいぶ先でも、オリーブオイルは野菜同様、自然由来の製品なので高温、酸素、そして光にさらされると品質が落ちてしまいます。間違った保存をしたり、長期間保存したりするとバージンエクストラオリーブオイルにおける揮発性の味が賞賛してしまいます。ですので、よりより結果を得るためにも開栓してから適正な期間の中でオイルを使うようにしましょう。
さらに、オリーブオイルを生で少し飲んだ時、喉にぴりっとくる感覚がありますか?咳がしたくなるような感じです。これはオリーブオイルに含まれるポリフェノールによるもので、ワインに含まれるものと同様に自然由来の抗酸化成分です。大部分の自然のポリフェノールは精製時に失われるため、エクストラバージンオリーブオイルでないオリーブオイルではこの感覚を味わうことができません。試飲ができる時にはぜひこのことを思い出してみてください。
いかがだったでしょうか。以上を参考に、ご家庭で使われるオリーブオイルの品質を確保してくださいね。
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