肉をオーブンで焼く際、柔らかくてジューシーに、美味しく仕上げたいものですよね。口の中でほろっと崩れるように肉を焼くこつを今回はご紹介したいと思います。
どの部位を選ぶか
まず大切なのがどの肉を選び、買うかです。オーブンで調理した後に食感を柔らかいまま 0 保ちたければ、肉は大きめで、ジューシーなものを選びましょう。霜のしっかり入った部位、もしくは塊が脂でしっかりと覆われているものがおすすめです。脂身の少ない部位をオーブンで焼くと、どうしてもパサパサしてしまいがちです。
オーブンの温度
次にコントロールするべきはオーブンの調理温度です。同じ1.5kgの肉を、200ºCのオーブンで45分間調理してもいいですが、120℃のオーブンで2時間半調理しても美味しく仕上がります。後者は少しずつ火が通るので、中はバラ色に仕上がり、前者と比べてよりジューシーに仕上がります。
調理時間
肉をより柔らかく仕上げようと思ったら、とても高い温度での調理は避けなければいけません。繊維が収縮し、肉が硬くなるからです。家庭のオーブンで調理する場合、蒸気機能と組み合わせると柔らかく仕上げることができます。もしくは、オーブンの中にお湯を張ったバットを入れて140℃以下で3時間程度調理します。
調理後に少し寝かせる
オーブンで調理をした後、肉をアルミホイルで包み15分程度寝かせることがおすすめです。寝かせている間、肉汁が肉の中に染み渡り、味や食感が安定します。また、肉全体の温度が一定になり、外側だけが熱いということがなくなります。肉がより一層柔らかく、ジューシーになるのです。
以上にプラスして効果的なのがマリネです。調理する前に肉をマリネ液に漬けておくと肉が柔らかくなります。このマリネ液にはエクストラバージンオリーブオイル、レモン汁とお好みのハーブを混ぜ、肉をマリネに1時間程度漬け込みます。この肉を上記の要領でオーブンで焼けば間違いないですね。
エクストラバージンオリーブオイルを使うことで風味もより一層豊かになりますよ。
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