寒さが一段と厳しくなるこの季節、風邪予防を心掛けたいですよね。ウイルスに感染しないようにするには、衛生面に注意すること、そして何よりも健康的な食生活を送ることが風邪対策の最も大切なことです。
スペイン産エキストラバージン オリーブ オイルは、抗炎症作用と抗酸化作用を持つ化合物の豊富な供給源で、そのうち「オレオカンタール」は、風邪薬などに使用されるイブプロフェインと同じ効果があるといわれていています。
つまり、エキストラバージンオリーブオイルは「おいしいお薬」。
そこで、今回は、毎日の日本の食卓にオリーヴオイルを取り入れるヒントをご紹介いたします。
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朝食:しじみのお味噌汁にエキストラバージンオリーブオイル
目が覚めると、少し喉が乾燥している、なんて朝にはシジミのお味噌汁にオリーブオイルがお薦めです。
オリーブオイルの成分には消炎作用が含まれているため、喉の炎症を和らげてくれます。
発酵食品のお味噌と、ビタミンやミネラル、アミノ酸などうまみ成分が詰まったシジミ、そこに大さじ1のエキストラバージンオリーブオイルを加えてみてください。
オリーブオイルに含まれるオレイン酸(一価不飽和脂肪酸)やポリフェノール(天然の抗酸化化合物)が血中のコレステロールの改善を促し、しじみのミネラルが心身のバランスを保ってくれます。
貝類との相性の良さも相まって、普段のお味噌汁がまるで高級料亭のお味噌汁のような、格別なおいしさです。
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朝ごはん – 時間がないときは、たまごかけごはんにオリーブオイルをちょいがけ
栄養満点の卵も大事ですが、その卵の栄養価を賢く摂る方法が、この「オリーブオイルたまごかけごはん」
栄養バランスだけでなく、オリーブオイルがコクと旨味をプラス、驚くほどおいしいのでぜひ試してみてください。
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ランチ – 定番の生姜焼きも、サラダオイルではなくオリーブオイルを使う新習慣を
「食べる薬」=ショウガと、「食べる美容液」=オリーブオイルの最強コンビ。焼き上げたら、仕上げにオリーブオイルを“ちょいがけ“してみてください。
オリーブオイルの主成分であるオレイン酸は、悪玉コレステロール値を下げる効果が期待できるので、カロリーを気にせず罪悪感なく食べれて、旨味もUP。
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ビールのおつまみ、唐揚げもオリーブオイルで
実は揚げ物にも最高なオリーブオイル。素材の表面にカリカリな層を作り、中へ油を浸透させずに素材の味を強める特徴を備えているため、食材を保護する油として最も優れています。つまり外はカリカリ、中はジューシーに仕上がります。
美味しく上げるコツは、こちらの記事【オリーブオイルで揚げ物】上手に揚げるコツは?を参考にしてみてください。
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煮物にエクストラバージンオリーブオイルで旨味UP
そして最後に晩御飯の定番肉じゃが。日本の煮物には、料理の工程で使うのもオススメですが、食べる時にエキストラバージンオリーブオイルをちょっとたらすと香りが一層楽しめます。
お出汁の旨味、アミノ酸とエキストラバージンオリーブオイルの果実味が融合すると、それは驚きのおいしさ。煮汁をたっぷりと吸ったお野菜とオイルのマリアージュ、こちらもためしてみてください。
まとめ
今回のコラムはいかがでしたか?毎日の食卓にオリーブオイルを加えて、冬に備えて身体づくりをぜひ実践してみてはいかがでしょうか?
▶毎日の献立に使える冬にオススメのレシピ
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